腸脛靭帯炎 (ランニング障害)
長距離を走る膝の痛みに腸脛靭帯炎という疾患があります。
膝の疾患ですが、ほとんどは別の場所に原因があります。
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長距離ランナーに多くランニングによる膝の外側が痛くなる疾患です。
殿部にある筋肉が腸脛靭帯となり膝の外側に付着しています。
膝を曲げる30~50度くらいの角度で、曲げ伸ばしを繰り返し行うと炎症を起こし痛みが出現します。
大腿筋膜張筋
大殿筋の硬さも
原因になる!
< 特 徴 >
・男性では…O脚
・女性では…外反扁平足
・男性に多い
・走行開始時よりも徐々に痛みが出現する
・膝伸展位で固定して歩けば軽減される
< 治 療 >
・急性期…1~2週間のランニング中止
・超音波、鍼灸、ストレッチ、マッサージ、テーピング
置き鍼、ランニング後はアイシング
< ランニングへの復帰 >
1.制限した距離から始める
2.ウォーキングを組み合わせる
フォームの問題!
4.ストラドを大きくしない
5.下り坂をさける
※画像は機能解剖学的触診技術より改変
https://hone.hamazo.tv/e2040969.html